23/01/19(木)22:01:09 ある日... のスレッド詳細
削除依頼やバグ報告は メールフォーム にお願いします。個人情報、名誉毀損、侵害等については積極的に削除しますので、 メールフォーム より該当URLをご連絡いただけると助かります。
画像ファイル名:1674133269849.jpg 23/01/19(木)22:01:09 No.1017222127
ある日のことだ。 余が教室に来るとエフフォーリアがこの世の終わりの様な顔をしていた。 「お、おいエフフォーリア!一体どうしたのだ !」 「ばなな」 と声をかけても完全に上の空だ。 テンパる余を見てタイトルホルダーがエフフォーリアの代わりに答える。 「今度出る予定の京都記念、トレーナーが来れないかもしれないらしいです」 「あーなるほどな」 それならエフフォーリアのこれも納得だ。 なにしろ奴とトレーナーはデビューからずっと一緒に戦ってきたかけがえのないパートナー。 去年も色々あったが同じ苦しみを分かち合った相棒に捨てられたかもしれないと思うとこの世の終わりみたいな気持ちになっても仕方がない。 故に余はエフフォーリアを励ますことにした。
1 <a href="mailto:s">23/01/19(木)22:01:33</a> [s] No.1017222288
「安心しろ余!トレーナーが変わった事でいい気分転換になるから余!」 「え?」 「何しろ余は今年日本にトレーナーが来れないからな!」 去年余は世界での活動を視野に入れており、そこで指導してもらっていたトレーナーが日本に来てたのでそのまま日本でも指導してもらっていた。 だが、色々あって今年は日本に来れないらしい。 「……どうしよう」 余の呟きを聞いてクラスの面々がズッコケた。 「あれ?余……トレーナー……あれ?」 「うぅ……」 一緒に落ち込んでしまう余とエフフォーリア。 それを見かねたダノンザキッドが余達を励まそうと声をかけてきた。
2 <a href="mailto:s">23/01/19(木)22:01:52</a> [s] No.1017222405
「甘いですよ二人共……」 「キッド……?」 「私は実際追放されましたからね!」 ダノンザキッドもやけっぱちだった。 「ふっ……はじめは確かに悲しかったんですよ。でもあることに気がついたんでございます」 「それは……?」 気になったので聞く。すると 「追放されたチームの奴に先着する事ですよ」 とダノンザキッドはニヤリと笑う。 「最近追放物のアニメとかが流行ってるってジャスタ師匠も言ってたであります。実際この気分で私は毎日王冠やマイルチャンピオンシップで結果が残せました。なので悔しさをバネにするのも一つの手ではありますよ!」 「なるほどな……」 エフフォーリアは少し元気を取り戻してきたようだ。
3 <a href="mailto:s">23/01/19(木)22:02:10</a> [s] No.1017222507
「仕方ありませんね……僕もアドバイスを……」 タイトルホルダーがそんなことを言うと 「お前はトレーナーと円満だろう……」 と珍しくエフフォーリアが嫌味を言った。 だがタイトルホルダーは 「え?そうですかね?いやぁそれほどでも……。まぁ僕じゃなくてお前を選んだ事で生まれた縁でもあるので……」 へへぇと笑う。 タイトルホルダーはトレーナーさんのことが大好きだった。
4 <a href="mailto:s">23/01/19(木)22:02:27</a> [s] No.1017222619
「うーん……でもトレーナー交代は困るし……」 話を聞いていたのか、ソダシが口を挟んできた。 「ほう、そなたがそんなことに興味があるとは思わなかった余」 「いや、トレ×エフはファンにとって需要があるし。冬のウマッケでもトレ×エフ本出したからNTRは困るし」 そんな明後日の方向への心配だった。 落ち込む余達。 するとポコンとエフフォーリアのスマホにメッセージが届いた。 メッセージを見た途端エフフォーリアはパァっと嬉しそうな顔をした。 「トレーナー……来てくれる……」 「それは良かったな!」 とエフフォーリアの問題は解決したが…… 余、どうしよう……。
5 <a href="mailto:s">23/01/19(木)22:04:18</a> [s] No.1017223321
エフフ君とりあえずたけし継続で良かったですがふと余の鞍上問題が発生してる事に気がつきました
6 23/01/19(木)22:11:17 No.1017225914
良いものを見た