ここでは虹裏imgのかなり古い過去ログを閲覧することができます。
23/01/09(月)11:19:48 No.1013487725
今日のメニューの走り込みが終わりました。少しづつ走るペースを落とし、トレーナーさんの元に向かうと、タオルとドリンクを持って待っていてくれました。 しかし、疲れていたのでしょうか、セイちゃんはふらっと前のめりに倒れてしまいました。慌てて駆け寄り支えてくれるトレーナーさん。しかし、慌てて出された手は、セイちゃんのおむねを、がっしりと、掴んでしまいました。 「あはは、ありがとうございます。」 セイちゃんが体勢を立て直すのを見るや否や、トレーナーさんはすごい勢いで頭を下げました。土下座です。 「う、うぇ???!どうしちゃったんですか、トレーナーさん!」 「申し訳ない!俺はスカイの……乙女の……済まない!申し訳ない!」 セイちゃん、現実で謝るために土下座する人初めて見ました!どうやら、おむねを触ってしまったことを悔いている様子。追撃のセクハラにならないよう言葉を選ぼうとした結果、凄いあやふやなセリフになっちゃってます。
1 23/01/09(月)11:20:25 No.1013487882
「うぇ~~、ぇーーーっと、その……目立っちゃうから頭を上げてください!」 だめです、言葉が通じてません!ぶつぶつと自分への戒めの言葉を呟くばっかりです。仕方ないので、頭を持って顔をあげさせます。首を痛めないように慎重に力を込めると、見えたお顔は真っ青でした。 「このことは黙っててあげますから、一旦落ち着いてください。むしろ、こうやって騒ぎになった方が後々面倒じゃないです?」 こう言うとようやく力が抜け、ゆっくりと立ち上がりました。冷静じゃない様子なので、トレーナー室に引っ張っていきます。やれやれ、おむねを触られたのはセイちゃんなのに、どうしてこっちが気を使ってるんだか。
2 23/01/09(月)11:21:59 [最初の?は波線] No.1013488232
トレーナー室に入り、ソファに腰掛けると、トレーナーさんはセイちゃんの前に正座した。 「いやいや、そんなへりくだった態度しなくても誰にも言いませんし、大事にもしませんって。セイちゃんそんなに子供じゃありません。 トレーナーさんはセイちゃんのためを思って助けてくれたんですから。あれは偶然の事故、もう忘れちゃいましょうよ」 「いや、これは俺のけじめなんだ。たとえ事故でもスカイを傷つけてしまった」 「そんなに気にしてないですって。むしろそんな態度される方が居心地悪いです」 「でも……」 なんか、普段より強情じゃありません?やりにくいったら無いです。仕方ないのでまた力づくで立たせます。こんなにウマ娘の腕力を便利に使った日はありません。 「ほら、シャキッとしてくださいっ。そんなに気に病むんなら、今度どっかに連れてってくれたらそれで埋め合わせにしていいですから」 立たせてもなよなよとしているトレーナーさんの背筋を正します。いやに抵抗するな、と感じました。その理由は、向き直るとすぐにわかりました。
3 23/01/09(月)11:23:12 No.1013488508
うまだっちです(多分)。トレーナーさんのズボンが、やけにもっこりしています。噂に聞くテントを張るって表現にピッタリだし、うまだっちのはずです。 「おやおや~?トレーナーさん、これ、何ですか~?これってもしかして~……もしかしちゃったりぃ~?」 視線を落としながら聞いたら、バツの悪そうなトレーナーさん。 「沈黙は肯定、ですよ。言い訳があるなら聞いてあげます。男の人は何も意識してなくても…って言いますし~」 ごめん、と言ってまた頭を下げるトレーナーさん。ここで“そういうこと”にしておけないあたり、損な性格してますよね。 「別に謝らなくったっていいんですよ。でも、土下座してみたり、正座してみたり、あれって“コレ”を隠すための演技だったんじゃないです?正直面倒くさかったな~」 「…ごめん」 「まあ、頭をあげてくださいよ。立ってるのもお互い恥ずかしいですし、横に座りましょう。ほら」
4 23/01/09(月)11:24:01 No.1013488683
「スカイは気持ち悪くないのか?」 「まあ、びっくりはしましたけどね。セイちゃん髪が短くて色気ないし、おっぱいも小さいのに反応するし… でも、セイちゃんもトレーナーさんのこと好きですし、トレーナーさんへの信頼はこの程度で崩れるほどじゃないです」 ポカン、とした顔のトレーナーさん。あれ、セイちゃんなにかしちゃいました?なにか……あれ? 「あっ、、いやっ、好きっ、、、て言っても、それは、、えっと、気に入ってる、っていうか、人として、好きっていうか、、」 いや違う、ここが攻め時だ!策士の感がそう言ってる。 「……」 「…スカイ?」 「ええ、好きですよ。トレーナーさんのこと。好きな人に触られて、意識されて。びっくりしたけど、嫌じゃないです」 「……スカイ…」 「っていうか!あれやこれやでクールダウンもちゃんとできてないじゃないですか。ほら、整理運動やるからしっかり手伝ってください」? ────── トレーナーさんは動きこそぎこちないけど、しっかり真面目に整理運動とマッサージをしてくれました。そういうところがトレーナーとして信頼出来るところです。でも、うまだっちはしてました。
5 23/01/09(月)11:24:59 No.1013488903
「う~~ん、治まりませんね、“ソレ”。そんなにセイちゃんのこと好きなんですか? なんて」 「うん、色気がないなんて言ってたけど、スカイはとっても魅力的な女の子だからね。でも、“これ”にはあんまり触れないでくれると助かるかな…恥ずかしいから」 んもう!恥ずかしい人はどっちですか!こっちは好きって言うのにも勇気出したのに、簡単に魅力的だなんて! 「出しちゃえば治るなんて言いますし…どうです?お触りしてもいいですよ?」 「スカイ、大人をからかっちゃいけないよ。いくら好きだって言っても自分を安売りしちゃダメだ」 「あっ!そうだ、告白のお返事貰ってません!言ってください!今すぐ!」 「えーっと……その気持ちはとっても嬉しい。俺もスカイのことが好きだ。けど、今すぐは答えられない。スカイはまだ中等部なんだ。 だから、もっと時間を経て、色んな人と関わって、そして色んな人生に触れて。…それでも俺を好きでいてくれたら、喜んでお付き合いさせてもらうよ」
6 23/01/09(月)11:26:46 No.1013489342
「じゃあ、その時まで待っててくれますか?」 「約束する」 「わかりました。 ……でも、うまだっちしながら言ってもなんだか格好つきませんね」 「それは本当、恥ずかしいから言わないで……」 ────── でも、なんやかんやで掛からせて、卒業までに手を出させました。トレーナーさんがセイちゃんのこと大好きだったからそんなに難しくなかったです。 後で聞いたことだけど、色んな人生に触れて~って言ってたトレーナーさんっも、昔は勉強漬けで、女性との関わりがほぼゼロだったみたいです。だからおっぱいに触っただけでギンギンだったんですね。セイちゃんもトレセン学園に居たってことで、男の人と関わることは結局あんまりなかったのでおあいこってところですかね。
7 23/01/09(月)11:28:01 [s] No.1013489611
おしまい つよつよセイちゃんが見たいのに増えないので書きました でもそろそろネタ切れでワンパターンになりそうです 今回はセイちゃんの紙耐久をなんとかするためトレーナーさんの攻撃力を一時的にゼロにしてみました トレーナーさんに多く話させたのでセリフ量が多くて読みにくい気がします
8 23/01/09(月)11:33:32 No.1013490908
>おしまい >つよつよセイちゃんが見たいのに増えないので書きました >でもそろそろネタ切れでワンパターンになりそうです >今回はセイちゃんの紙耐久をなんとかするためトレーナーさんの攻撃力を一時的にゼロにしてみました >トレーナーさんに多く話させたのでセリフ量が多くて読みにくい気がします ごちゃごちゃうるさいよ
9 23/01/09(月)11:34:39 No.1013491199
つよつよのセイちゃんありがたい…
10 23/01/09(月)11:48:41 No.1013494799
> でも、なんやかんやで掛からせて、卒業までに手を出させました。トレーナーさんがセイちゃんのこと大好きだったからそんなに難しくなかったです。 つよい
11 23/01/09(月)12:23:01 No.1013505838
セイちゃんは反動ダメージさえ抑えられればただただ強いだけだからな… 相手のHPが減った隙を突ければそれだけ反動も少なく済むって寸法よ