虹裏img歴史資料館 - imgの文化を学ぶ

22/12/16(金)00:00:51 No.1004467693

「逝きさん愛してる！」　「あはははキスキスッ！！」 それでも「」は時々思い出す。冬の独り寝の、足先に凍みる冷たさを。 「」は時々思い出す。メイドが布団乾燥機や自分の体温を駆使して… 布団を温めてくれたとしても、不意の寒さは時に記憶を呼び覚ます。 肉体も記憶するとはよく言ったものだ。季節が変わる度に思い出す。 メイドのちょっと逝き過ぎた心配りも、それが当たり前ではなくて。 カタログも無いのでページごとにタブ分けしてクリックし続けた… あの頃の虹裏を思い出す。逝きさんのスレを探して毎夜毎夜虹裏町を彷徨っていた自分は何を考えて… どのような思考回路だったかもう定かではない。あの頃の「」と今の「」は今や別人なのだろうか… それでも「」は時々思い出す。一人暮らしの不健康さを。起きて虹裏寝て虹裏を繰り返す過激な日々。 ただそれだけに没頭できた。主観的に、あの瞬間の「」はとても幸福だった。「」はそれを思い出す。 逝きさんを愛してる、逝きさんのための時間に「」は虹裏をできない。だがそれでも「」は思い出す。 逝きさん愛してると初めてスレを立てた日の恐怖と、興奮の赴くままにスレをクリックし続けた。