虹裏img歴史資料館 - imgの文化を学ぶ

1 22/12/12(月)00:33:33 No.1003165139

今日も明日も怪文書が欲しい

2 <a href="mailto:1/2">22/12/12(月)01:25:56</a> [1/2] No.1003181701

「あら、愛輪くん？」 それは偶然だった。支は街中で誰かと談笑している知り合いの顔を見かけたので会釈をした。それだけだったのだが… 「ごめんね、迎えに来てくれたの？ありがとう！」 その知り合い、黒角鞘華は如何にも親しげに支に駆け寄るとその腕を取り、支の目を見ながら力強く握ってきた。短い付き合いだが分かっている。これは良いから黙って話を合わせろという事だ。 「えー！？鞘華、もしかして彼氏！？」 「そんな訳ないでしょ！バイト先の後輩くんよ。ね！」 支の登場にはしゃぐ鞘華の友人。鞘華の目は分かってるだろうな？と言ってる。支は内心溜め息をつきながらどうも。と頭を下げる。 「先約って後輩くんかぁ仕方ないなぁ……　　　後輩くん、格好良くない？今度紹介してよ」 「はいはい、今度ね」 「つれないなぁー、上手くやりなよ鞘華！」 どうも鞘華は何かの集まりに誘われて、それを断るのに支を利用したらしい。諦めて肩を落としながら立ち去る友人に笑顔で手を振る鞘華。 「…………いやー、助かったぜ愛輪くん。…今日は彼女連れじゃないだな、色男」 友人の後ろ姿が見えなくなると鞘華は大きな溜め息をつくと、見知った口調へ変えた。

3 22/12/12(月)01:28:32 No.1003182398

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4 <a href="mailto:2/2">22/12/12(月)01:29:07</a> [2/2] No.1003182541

「色男って…僕だって四六時中ミナや美影さんやステラ先輩と一緒にいる訳じゃありませんよ」 「ふーん？クリスマスなのに？…ああ、そう言うことか」 ばつの悪そうな顔をした支えが面白かったのニヤニヤと口元を歪めた鞘華は支の手に持った綺麗に包装されたプレゼントに気付くと愉快そうに笑った 「俺やナナくんのは？」 冗談めかした鞘華に支は白い目で見返すことで答えとした 「つれないなぁ。でも本当に助かったよ。パーティーに誘われてさ」「行けば良いじゃないですか」 鞘華は支の言葉に溜め息をつくと、肩を竦める。 「いいか、支くん。覚えて置くと良い。大学のクリパってのは大体乱◯パーティーだ」 「うわっすげぇ偏見…」 「偏見じゃねぇよ！俺初年度のこのこ参加したらヤられかけたんだぜ！？」 「あー…聞きたくない…」 「ま、それは良いんだ。帰りだろ？一緒に帰ろうぜ」 そう言うと鞘華は支の腕を取り、親しげに腕を組んで胸を押し付けてきた。 「これがプレゼントってことで我慢するか」 にっ、と笑う鞘華に支はミナやナナさんに見つかったらまだしも美影さんに見つかったら修羅場だな……と半ば諦め顔で腕を組んだまま帰路に着くのだった

5 22/12/12(月)01:34:02 No.1003183766

浮気を目の当たりにした時は女の方を殺すと決まっているのだけど

6 22/12/12(月)01:36:30 No.1003184307

>浮気を目の当たりにした時は女の方を殺すと決まっているのだけど 肉体関係がなければ法律的に浮気じゃないんだぜ？

7 22/12/12(月)01:57:44 No.1003188744

>浮気を目の当たりにした時は女の方を殺すと決まっているのだけど 物騒だね、怖いね こんな夜は私が守ってあげるから支くんは私から離れないでね