22/12/09(金)23:12:01 泥の幻霊 のスレッド詳細
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画像ファイル名:1670595121676.jpg 22/12/09(金)23:12:01 No.1002334737
泥の幻霊
1 22/12/09(金)23:24:19 No.1002339605
合体無しは物足りなさがある
2 22/12/09(金)23:25:27 No.1002340038
そうしていっぱい合体したのがブレーメンの音楽隊
3 22/12/09(金)23:27:07 No.1002340662
いっぱい合体したやつ 数だけでいうとダントツ? https://seesaawiki.jp/kagemiya/d/%c5%b4%b9%c3%c1%a5%c6%fc%cb%dc%b4%dd
4 22/12/09(金)23:53:51 No.1002350028
幻霊が30個位融合した泥なら練ってる
5 22/12/09(金)23:54:08 No.1002350114
深夜だ 深夜らしいが欲しい
6 22/12/09(金)23:56:36 No.1002350964
30個はそれもう整合性無さそう
7 22/12/10(土)00:01:02 No.1002352404
>30個はそれもう整合性無さそう 因みに30個の名前を持ちうるだけで流石に30個の幻霊由来の能力を使える訳ではない
8 <a href="mailto:1/3">22/12/10(土)00:04:28</a> [1/3] No.1002353593
「……いないわね?」 「いませんね」 大阪市内、廃ビルの一角に逸花と梓希はこそこそと周囲を警戒していた。 「良し!鬼の居ぬ間に魔術の初歩の初歩、強化魔術について説明するわね!」 がらがらと何処からか持ってきたホワイトボードをばん!と叩いて逸花は言った 「鬼…?あっ!」 鬼、という言葉が誰の事か思い当たった梓希は思わず苦笑してしまう。 「誰の事かは言うまでもないけど、鬼は言い過ぎたわね。 わざわざ安全な教会から離れたここに来たのはクエロの面子が…まぁ今は教会と協会の仲が悪いってだけ覚えておいて」 梓希の苦笑に肩を竦めた逸花はふと頭に浮かんだあれこれを頭の片隅に放り投げ、良し!と気合いを入れる。 「本来なら座学や理論からやるとこだけど今回は実用に耐える魔術を優先するから実践あるのみ!」 「はい!お願いします!」 梓の元気の良い返事に満足そうに頷く逸花。 「じゃあ早速行くわね。まずはこの石を持ってみて」 「はい?持ちました?」 逸花が指差したのは瓦礫の一部だろうか?片手で持てる位の小さな石だった。梓は石を持ち上げ、床におく。
9 <a href="mailto:2/3">22/12/10(土)00:05:56</a> [2/3] No.1002354134
「では次に、この岩を持ってみて」 次に逸花が指差したのは先程より大きいサッカーボールより少し小さめの石。これは先程より間違いなく重い。 「よいっしょっと……これで大丈夫ですか?」 梓希は腰を落とし、両手でゆっくりとその石を持ち上げる。 「ええ、大丈夫。置いて貰って構わないわ」 「じゃあ最後にこの石、岩を持ち上げてみて」 逸花の言葉に梓希は思わず逸花の顔を凝視してしまった。目の前の岩はバランスボールに近いサイズだ、きっと100キロはある。 「梓希さん。さっきの石を持ち上げるのに力を籠めたわね?あの要領で魔力を籠めて持ち上げるの」 躊躇い、どうしたものかと固まってしまった梓希に逸花は声を掛ける。 「魔力を籠める…」 「力を籠めるのに腹に力を入れるように、臍の辺りから剣道で言う気を練るの。マナを取り込みオドと混ぜることで魔力が生まれる…その魔力を腹から指先に向けて流すようなイメージで力を籠めて」 梓希はひとまずはやってみることにした。 まずは深呼吸。確かに新鮮な空気とは別の何かが体内に取り込まれるような気配を感じる。
10 <a href="mailto:訂正3/4">22/12/10(土)00:06:57</a> [訂正3/4] No.1002354473
「……よしっ!」 岩に両手を掛け、力を籠める。勿論力だけではビクともしない。先程の深呼吸で体内に取り込んだ気…魔力を意識する。腹…丹田から腕へ、腕から指先へ。 パチンと目の前に閃光が疾る。気付けば指先へと込めていた力は然程必要なくなっていた。 「……凄い、持てた」 梓希の手により岩は地面を離れ、宙にある。梓希は二度三度と岩を振り回す、岩が軽くなった訳ではない。 指先、腕に感じる岩の重さは確かにある。 だが、それを負担に思わない。 「まるで自分が力持ちになったみたい…でしょ?」 梓希の心中が分かっているかのように逸花は微笑む。 「それが強化魔術。今やってるのは腕の筋繊維の強化ね、脚や目に強化魔術を使えれば早く走れたり遠くを見れたり…兎に角使い道が多いから必ず役に立つと思う」 「強化魔術はもしかして他の物を強化したりも出来るんですか?」 岩を地面において、梓希は逸花に問い掛ける。
11 <a href="mailto:4/4">22/12/10(土)00:09:46</a> [4/4] No.1002355432
「鋭いわね。そうね、梓希さんなら普段持ってる竹刀位なら自身の体の延長線上として強化出来るかも」 「本当ですか!」 「ええ。……ただ、忘れないで。魔術は何でも出来る万能の魔法じゃない。貴女の体内の魔力、オドを使い果たした時には命の危険性さえあることを」 梓希の無邪気な笑みに逸花は真剣な眼差しで忠告をする。だが、その言葉には厳しさだけではなく、本当に梓希の身を案じる優しさが感じられた。 「……はい」 梓希は逸花の目を真っ直ぐに見返し頷いた。 「さて、そろそろクエロんが帰ってくるわねー…怒られる前に帰ろっか?」 「そうですね、クエロさん怒るときっと恐いですから」 二人は微笑みながら、廃ビルを後にする。この日の事がクエロにバレて大目玉を食らうのは数日後の話になる
12 22/12/10(土)00:11:09 No.1002355896
一番安定感ある先生だな… 他の生徒だとこうもいかない
13 22/12/10(土)00:11:35 No.1002356049
強化魔術の極みみてぇな人にも会えるかもな...
14 22/12/10(土)00:12:30 No.1002356386
函館の他のキャラだと黒黒黒が強化魔術使いだな 参考にはならなさそうだけど
15 22/12/10(土)00:14:29 No.1002357182
>他の生徒だとこうもいかない いいですか まず己の内にある獣の本性を見つけます
16 22/12/10(土)00:15:22 No.1002357563
他の物は強化出来ず 魔力切れとは無縁 応用的な破壊攻撃 ここで学んだことがまるで意味をなさない例外が黒黒黒さんだ
17 22/12/10(土)00:20:05 No.1002359435
でも教えること自体は上手そう
18 22/12/10(土)00:24:14 No.1002361017
>一番安定感ある先生だな… >他の生徒だとこうもいかない 自分は凡人に過ぎないって本物の天才見て一回へし折られてるからな… 真の凡人の先生からはお前の何処が凡人だって思われてるけど
19 22/12/10(土)00:27:52 No.1002362449
人間関係もおかしい